採血こわい。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、幼い頃から、

採血が? 注射が? 怖いのです。

毎年健康診断の度にそれを思い知るのです。

今年は4月からの勤務に向けて、さらに風疹と麻疹の抗体検査&予防接種を余儀なくされており、想像するだに?及び?な気持ちになっております。

その日は、暖かくて気持ちの良い日でした。

採血なんて特段痛くもないし、献血に比べればちょびっとの量だよね。わかってる!今回は余裕で健診を終えられそう?

なんて気持ちを抱きながら、健診センターへ出かけました。

それでも受付を済ませる頃には、そわそわざわざわと落ち着かない気持ちに…。

「きっと最初は血圧とか身体計測とか簡単な感じで、最後が採血だろうな。イヤ過ぎるけど逃げ帰るほどでもないな。…にしても何がイヤってあの注射器やら腕しばるゴムが醸し出すムードにやられるよね。看護師さんが優しい人だと良いな?」

名前を呼ばれて会場に入ると、

血圧測定器の真横で、淡々と粛々と採血作業が行われており、私は醸し出すムードにまんまとやられてしまいました?ひー

ジジジジと印字された紙には、見たこともない高数値が!

「あ、あのっ!いつもこんなに高くないんです!毎日自宅や出先で計測してるんですけど…」と言い終わらぬうちに、忙しそうな看護師さんが、

?‍⚕️「手動で測りますから!こちらに座ってください。」しゅぽしゅぽしゅぽ?ギュイーン

? ドキドキどきどきドキドキ

?‍⚕️ 「あら?…もう一回測ります」しゅぽしゅぽしゅぽ?ギュイーン

? ドキドキどきどきドキドキ

?‍⚕️ 「…ドキドキ音が凄くて、測れない」

? うはあ…もうダメだあ…ドキドキ

な感じを5回ほど繰り返して、

?‍⚕️ 「はあ(溜息)ずいぶん高いですね…」

? ひーーー

と、書かれた数字がこちら、

普段は最高血圧が104くらいなのに…。

もう乗っけから、怖いようの頂点に達してしまいヨロヨロと経路をたどり、いよいよ最後の採血へ。

? 「すみません…横になって採っていただけますか?(超ハスキー小声)」と、無理無理に個室を用意してもらい横たわり、あの恐怖の瞬間がやって来るのを待ちました。

?‍⚕️ 「はい。ちょっとスーッとしますよ。あっ!ちょっと!腕動かさないでください!」

?「すみません? 震えちゃって…」

?‍⚕️ 「えー?そこまでー?? 」

そして、いつものように蚊に刺される程度の痛みで採血を終えて、しばらく天井を眺めていました。

こうして、今回は楽勝?と予想した健診が、要精密検査の記録を残し、情けなくも終了しました。

今まで点滴やら検査やら手術やら入院やらも人並みに経験してきているのに、いちいちド反応してしまう自分がちょっと面白いです。

次の?体験は、おそらく麻疹のワクチン注射です。いやだなあ。いやだなあ。